6月13日晴れ…風も心地良い空気も美味しい気がする。

天使達からも「おめでとう🎁🎂🎉」の声がする。

ベランダの花は、殆ど枯れモードだけど紫陽花が少しづつ花が咲き始めてる。

色とりどり真赤、紫、水色未々沢山咲いてもっと紫陽花で一杯になるよ。

ちゃんと天の隙間から見えてるかな…

ライトの輝1つ1つに母さんが願いを込めてるの伝わってると良いけど

仕事帰り頼んでた母さんの大好きなケーキ屋からおめでとうの入ったバースデーケーキ引取ってきた。

何だか心がウキウキ丸いケーキは、何十年ぶりだろう…

ケーキ見せたら息子は何て言うかなもう居ないの解っているのに変…自然に息子の笑顔が浮かんで私が笑顔になってる。

「ただいま～誕生日おめでとう。」

階段を上がって行くと

「母さんどうしたの…ケーキ買って…珍しい」

「たまにはねっ」て苦笑いでごまかしている私が居る。

息子は、心へ返事を返して来れる。

遺骨と息子の写真の前にバースデーケーキに37歳のローソクに炎を灯し昨日書いたバースデーカードを置いて「母さんの思い届け…受け止められるかな」

スマホでハピバースデーの音楽を掛けて何度も何度も母さん一緒に歌ってる。

何だか息子は居ないのにとっても楽しくて…嬉しくて

居ないはずの息子が顔がほんのり苦笑いから声を出して笑って居るのが浮かびました。

「母さん…大丈夫」そう言ってる気がしました。

何だか不思議と幸せで心が温かくなって来ました。

それなのに涙が溢れて来る…変なの

幼い頃は毎年沢山の手料理と誕生日ケーキに家族揃ってのお祝い家中飾付けてその飾りを作るのも飾るのも楽しくて幸せだったのに…今になって気付いてる。

写真も沢山撮ったけど…未だ見る事が出来ない。

離婚してからは母さんも仕事が中心になってちゃんとお祝いしてあげなかったね。

ごめんね。

寂しかったよね。

これからは、毎年母さんが馬鹿してバースデーカード付きでお祝いするから楽しみにしてて…

ちゃんと母さんの下手くそな歌も天に届いたかな

来年の誕生日には会いに来てくれるかな…2人揃ってお祝いしたい。

守ってあげられなかったのに母さんを楽しませてくれて、笑顔をプレゼントしてくれてありがとう。