社会人1年生 16ピース 子離れ出来ないみたい

今日は、快晴とは言えない薄曇り時々日差しがほんのり差して来る。

次男が初出勤社会人1年生…私には未だ子供でしかない。

心配ばかりで不安で一杯


土、日祝日休みで、私と同じなので親子の時間は作れる。


勤務時間も確認して18時~19時頃には家に帰って来るだろうと予測


心の中で仕事合ってると良いけど…

職場良い人ばかりだと良いけど…と気にしながら送り出した。


朝食を済まし「行ってきます。」息子は、学生の時と同じく電車通勤…新調の作業服をショルダーに積めお洒落な普段着で出勤ニヤリ頑張れ~新入社員…心の中で応援してた。


何時迄も後ろ姿が玄関から見えなくなる大丈夫かな~

を付けてちゃんと帰っておいでよ。と心の中で呟いている。


何だか良く解らないが手が離れて行く息子にもの寂しさと成長してる息子に頼もしさを感じていた。


長男の時も心配で心配で仕方なかったけど、ちゃんと前もって何時頃帰るから…


今日は、何があるから遅くなる、遅番だからと話して来れるので心配は、殆どなかった。


次男は、わたしの方から聞かないと話して来れない子でしたが今の所何時もと同じ時間に帰って来ていたので安心していました。


それからは「行ってきます。」「行ってらっしゃい…気を付けてね。」


ちゃんと定時で帰って来るので少しづつ慣れて来ていた。


日が暮れ出すと時計が気になって何度もみては、後1時間~❗️あ~もうそろそろ帰って来るかなと思う日々になっていました。



毎日持ち帰る汚れた作業着毎日洗濯しては、真っ黒くなった水

心の中で今日も頑張ったんだね。

頑張れ~❗️そう思いながらも何だか汚れた洗濯機の水を見つめて微笑んでいる私がいる。


その作業着を毎日干すのも楽しみになっていた。


ごく普通の何処の家庭でも見られる光景で、何処の家庭でも過ぎて行く普通の家事の時間私もそう思って1日1日を過ごして来た。


そんな中1.2週間位して何時もの時間に次男が帰って来ない。


たまたま少し遅くなってるのかもと思ったのですが、それでも未だ帰って来ない。


残業で遅くなってるのかも…


そう思いながらも時間が過ぎて行くのに不安になり何度も時計を見ながら…時計の針は、進んで行くのと同時に不安がどんどん大きくなって心配が大きくなって行く。


                        

何度も何度もメールをしても電話をしても繋がらない返信もない。


19時が過ぎ20時が過ぎ心配で心配で心が締め付けられて胃が痛くなって来た。


ひょっとしたら歓迎会でもしてくれてるのかな…と思ったり…事故にあったりしてないようね~❗️


事故警察に聞けば解るから聞いてみようか…


職場に掛けてみた方が良いかな…その思いが頭の中でぐるぐる巡ってもう耐えられなくなっていました。


心で不安で一杯になりながらもう少し待ってみよう。


もう少し待ってみよう…そう思いながらももう不安と心配で耐えられなくなり


警察へ事故の報告がなかったか確認しました。


「今日事故の報告は、入っていません。」との事で少し安心しましたが、連絡は、依然としてない。


最終的に10時頃迄我慢に我慢をして職場に耐えられなくって電話…職場の人が電話に出て来れた。「すいません。」「○○の母ですが、息子未だ仕事でしょうか。」職場の人「すいません。」「歓迎会で遅く迄引き留めて…」「今、返しますので…」心の中であ~良かった。

心配と不安で動悸がしてたのが、一瞬にして引いた。


安堵したのと同時に胃の痛みだけが強くなった。


「電話して申し訳ありません。」「連絡何度しても返事なくて…何時もならとっくに帰ってるのじかんなのに、心配になって」「本人も何も言ってなかったので」「もしかしたら歓迎会かも…とは、思ったのですが」


ホッとしたら何だか凄く疲れた。


漸くして苦笑いして申し訳なさそうな顔をして息子が「ただいま」帰って来た。


安堵した瞬間「お帰りは、良いけど…遅くなるなら、遅くなるって言って来れないと心配するでしょ…」


「あ~~❗️❗️」素っ気ない返事だったけど、ばつが悪かったと思ったのでしょう。


少しづつそんな生活にも慣れて心配する事もなくなり言葉足らずながら「遅くなる」「泊まりだから」と言って来れる様になっていった。


日常のありふれた家庭での日々普通で当たり前の生活のはすだったのに

もう、息子の汚れた作業着を見る事も干してあげる事も出来ない。

ありふれた日常の会話さえ交わす事も出来ない。

母さんと別の世界で生きて居る息子がどうしているのか別の意味での心配が出来てしまった。


唯唯最近幸せそうに笑う笑顔が浮かぶ…その思いを信じ願うしか母さんには、出来ない。


○○大好きなんだよ。

○○を母さんは、何時も何時も心で抱き締めてる。

永遠に愛してる。