この所良い秋晴れが、続いている。

晴れると心が少し軽くなる。

次男中２長男高３何年か前から夫の借金で離婚をする事を子供達に話して納得してもらって離婚をしました。

でも離婚は、勝手な親の都合…子供達は、私の子供にしては、凄く優しく良い子に育ってくれました。

離婚に関して「良いよ」「解ったから」だけで本心は、どうだったのか今考えると子供達の私への思いやりだったのではと複雑です。

子供達の人生迄親の身勝手で選択出来なくしてしまった。

どちらを選ぶかは、子供達に任せた。

次男は「誰がご飯作るの…❗️」こんな時にそんな事が気になるのかと…不思議に思ったけど❗️

結局2人共私と暮らす事にして来れました。

「母さんはの給料だと生活は、苦しくなるよ」と伝えたけれど…

慰謝料、養育費勿論欲しいけどもらえる状況ではなかった。

離婚届けを出し住むための家を探した。

ワンコが居る為選択物件は、限られてしまう。

次男の中学校への通う距離も考えなければならない。

収入は、激減大家さんが意地が悪く「何時出て行く」「未だ決まらないのか」とやたら何度も何度も急かす。

電話が、鳴ると動悸がして「リー」の音だけでも不安に襲われるようになりました。

本当に冷血な人でした。

急いでとにかく嫌な大家から離れたかった。

何とか見付けて「何時々出ますから」と言うと引っ越し先の住所を教えろと…勿論教えませんでしたが、

三人で見に行って長男は、呆気に取られていたようです。

次男は「こんな家に住むの…❗️」

慌てて探した事でそう言われても仕方ないボロ屋でした。

「母さんのお給料じゃこんな所しか借りられない…ごめんね。」

今迄は、4LDKの庭付き一戸建て

オールトタン張り雨戸は、ボロボロで剥がれ落ちた木2軒長屋を繋げた一応4L2DK畳張りお風呂はコンクリートの打ちっぱなしに小さなアパート1人用の薄いプラスチック❗️扉は木❗️洗面所脱衣場なし洗濯機置場もなし、トイレは、和式水洗…子供達は、余りの違いに何も言いませんでした。

唯呆気に取られてしまったのでしょう。

唯々心の中でごめんね。ごめん謝るしかなかったのです。

引っ越しも慌ただしく週5日仕事の後夜や休み土日で時間を惜しんで休む時間さえ取らないで必死で急いで自家用車で何往復もして引っ越しをしました。

次男は、自転車通学で転校しないで通ってくれました。

長男は、私立高校に通っていた事もあり中退も考えましたが、「通って卒業したい」と言うので何とか私のボーナスを全て回せば卒業させられると思い私自身も高校だけはと思ったので通わせる事にしました。

引っ越し初日に2人して「トイレどうやって使うの…どっちが前？」初の和式です不思議に思って当然です。

それでも何とか住めば都なのでしょうが、夏は異常に暑く冬は底冷えがして冷え込み、薄暗く

お風呂は、隙間風で寒い上に昔ながらの煙突型のガス点火型、月日が経つに連れてシャワーを使うので木のドアは、ボロボロになり風呂場の廊下は、腐ってボコボコで抜け落ち状態…大家さんへ言っても「もう寿命かな～」ですまされてしまいました。

お風呂場のガスも中にある為2度も壊れましたが直してもら得ずお湯だけで調整して入ってました。

それでも子供達は、何も言わず恥ずかしがる事もなく次男は、友達を4.5人毎週の用に連れて来ては、ワイワイガヤガヤ夜もざこ寝で停まって行きました。

友達が次男の所へ気にせず来て来れてる事がとても嬉しかったのです。

私は、「親は、先に居なくなるから来て来れる友達を大切にしなさいよ」と良く言っていました。

言葉の通り高校(公立)へ推薦で入ってからも友達が遊びがてら停まりに来てくれました。

私は、次男の友達が何人も居る事で凄く安心していました。

笑い声、「何でだよ」「○○だろう」「止めろよ」…ふざけ合う声、ゲームで騒いでる声全てが嬉しくて嬉しくて次男が楽しくて幸せなのが何よりの私の喜び幸せそのものでした。

朝食だけはと、簡単な物を用意してあげました。

あの頃の友達を連れて来る次男の楽しそうな笑顔子供達の「お邪魔します。」「お邪魔しました。」

次男の学校へ行く時の「言って来ます。」に

窓から自転車が見えなくなる迄心の中で気を付けて行って帰っといでと願いながら見送った事

もう帰って来る時間だからとただいまが 聞きたくてちゃんと帰って来るか心配のとワクワクで「ただいま～」が聞こえるとホッとするのと嬉しいのとが入り交じって「お帰り」その言葉が言ってあげられる事が凄く幸せでした。

でももう「おはよう」「行ってきます」「ただいま」の言葉も声も聞く事は出来ないのです。

顔を見て「行ってらっしゃい」「お帰り」「おはよう」「お休み」さえ言ってあげる事が出来ない。

それがどんなに寂しくて辛い事なのか…

誰もが家庭で必ず交わす他愛ない言葉なのにこんなにも重く心を包んで来れる愛おしい言葉だった事今になって解っても…

母さんの心を温かく包んで来れた言葉を何時も沢山プレゼントして来れてありがとう。

今日は、とても良い天気暑い位ベランダの花もちらほら咲いている。

息子は、見て来れてるでしょうか。

息子が高学年になりフルタイムでパートを始めました。

小学生になってからは、時間が早く経って行くように感じられました。

何度運動会を見に行き面倒くさいなと思いながらも何度もお弁当を作り、好きなものを食べさせあげたいからと前の日から下ごしらえをして好きな物ばかり用意して当日は、朝暗い内から息子達が喜ぶ顔を思い浮かべながら弁当作り…

運動会が始まるとカメラとビデオを持って息子達の種目が始まると沢山の生徒の中から息子を見付け追っかけカメラで撮り、ビデオを回しどれだけ走り回った事か、子供達には、楽しい運動会でも親達はグランドを駆けながら撮影でぐったりです。

何度かの遠足、修学旅行と楽しい時間と笑顔の思いでを沢山お土産に家では、思いでの話しは付きる事はありません。

笑顔一杯に大きな声で目を輝かせながら話して来れる幸せな時間で一杯だった中で成長して行った息子達…

母さんは、そんな笑顔で話して来れる顔を見ているだけで心が温かく喜びで幸せ一杯だった。

中学生になるのに制服を合わせにお店へ行き袖口、裾、丈を直してもらう姿を見てああ❗️大きくなったな～と思いました。

出来上がった制服を取りに行き部屋へ掛けて一人私は、眺めていました。

「ちっちゃい中学生だね…」と笑顔で息子に語り掛けました。

息子は、唯ほんのり笑顔で「そのうち大きくなるよ」と言って「そうかな～」2人で笑っていました。

心の中で…中学生か…早いな～あんなにもちっちゃく未熟児で生まれて心配してたのに…

それでも一番チビで出来上がった制服に着られて要る用に見えて❗️ちっちゃ❗️と心で呟いていました。

入学当日は、思った通り少し大きめに仕上げた制服に着られて

クラス事に身長順に体育館へ入場してきました。

一番前だと思ったのですが二番目で息子よりちっちゃい子も居るのだなと思う一方背のやたら高い子も居てびっくりです。

ちっちゃくて制服が未だ余って要る息子でしたが学ランを着て要る息子が元気に健康に成長して来れた事がとても嬉しくて胸が一杯になりました。

彼処に居るのが家の次男可愛いでしょ…ジャニーズ系でいけてるでしょ…私の親バカの心の声

やっぱり家の次男がひときわ可愛いくって目立つ
心の中で自慢

もちろんカメラ持参で見える限り撮りましたが、ちっちゃくて背の高い子の影に隠れ

撮りづらくなかなか良い写真が撮れてい

せんでした。

ボーズ頭のちっちゃ中学生…母さんを抜くのは何時頃だろうか…

そんな成長を日々して行く息子が頼もしくて愛おしくてたまりませでした。

友達も沢山出来て家へ良く来て遊んだり友達同士でディズニーランドへ行ったり友達の家へ遊びに行ったり…

当日は、任天堂のゲームスーパーマリオやドンキーコングにはまっていたようですが…

2人で大声を出しながら楽しそうに時には、悔しがったり笑い声がしていました。

家でも長男と2人で良くやっていましたが、きりがないので1日3時間だけと約束させました。

未だ内緒ですが、確かにはまります。

そんなに楽しいのと半信半疑で子供達が学校に行ってる間にやってみたら下手くそで今度こそ今度こそとあっと言う 間に時間が…目が点になりました。

こりゃはまるわ…❗️

何処の家庭でもある普通の時間…時の流れの記憶です。

それでも私にとっては、奇跡の毎日で奇跡の記録でしかありません。

そしてそれは、普通ではないのだと息子が私と同じ世界から消えてから思い知らされました。

どんなに息子の笑顔笑い声が神様からの世界に一つとない贈り物だったのかやっと気づきました。

来世未来永遠に母さんの側へ寄り添って生まれて来て欲しい。

母さん必ず○○見付けるからね。

今日も、秋晴れ快晴…やっぱり晴れると心がホッとする。

昨日と違って風もない穏やかな日になりそう。

息子が居なくなってから食に対する欲がなくなり適当に済ませてしまう毎日

そう言えば最近お肉食べてないな～と思っていたら

フッと時々焼き肉の食べ放題家族で行ってたな～と思い出しました。

今の時代コロナでお店は大変なんだろうけど…

当時は、土、日は、食べ放題のお店は混み混みでした。

私達家族の行く食べ放題は決まって同じお店で

とにかく待つのが通常

車で2～30分のお店ですが何時も混んでいてほとんど数十分待ちが普通です。

外食は、ほとんどしないのですが、たまに楽したいな～と思う時もあり夫が「今日焼き肉食べ放題行こうか…」と言った時は嬉しくなります。

「うん❗️プリンやゼリー、お寿司のある所…」

「あるね～」でも焼き肉屋何だけどな～…心で呟いて私も心の中では、夕食楽出来る～🤩るとニンマリ母さんです。

「やっぱり混んでるね～」子供達は、次男が「沢山まってるね…❗️」長男「待つかな～」

「混んでるから順番だからね。」「結構帰って行く人居るから…少し待てば名前呼ばれるよ。」「呼ばれたら案内して来れるからちゃんと聴いててね。」

入口の席が空いたので「席空いたから座って待ってて…」

子供達を座らせ…「もう直ぐだから」

やっと名前を呼ばれ席が空いて案内してもらって席に着くなり…

親は奥へ子供達は、通路側へ座らせようとしたのですが、長男は、ちゃんと席に着いてくれたのですが、次男は、座る事もしないでそそくさと「俺取って来る～」❗️😯おい❗️おい❗️…

夫と長男は、家族分の水を用意して持って来てくれました。

同じに育てたつもりの兄弟なのに違うんだよね…と心で母さんは、呟いてたかな

夫と長男は、「取ってくるわ～」「俺も行く」と一緒に肉や野菜を取りに行きました。

その間に次男が戻って来たのですが、

お皿に乗っていたのは、デザート、果物系、寿司でした。

「お肉は…❗️ここ焼き肉屋だよ❗️」

もう次男は言葉にお構い無し…「美味しい美味しい」と言いながらバクッともう食らいついちやってます。

夫と長男も戻って来てやっと焼き肉が食べられる状態になりました。

次男はと言うと持って来た寿司プリン果物もうバク食い「美味しい美味しい」と言って幸せそうにほっぺ一杯に食べてました。

…お前はハムスターか…❗️思わず私は心で呟いていました。

口の廻りはプリンの食べかす焼き肉のタレが混じってベットリ…可笑くって思わず「口…」そう言って指で撫でて指に付いたプリンを私の舌でペロッとなめちゃいましたが…何の味混ざって表現で来ない❗️

皆で「美味しいね～」

夫と私は、焼き係時々交代でお肉、サラダ、デザートを取りに行って子供達も焼き肉をしっかり食べて私はもう一杯一杯で「ママは、もうお腹一杯…御馳走様するね」でも夫と子供達は、最後の追い込み別腹デザートへ直行でした。

私はただ家族が食べてるのを嬉しくて笑顔で眺めては「美味しい」「美味しい」一人づつ聴いては頬張ってる顔が可笑しいやら嬉そうやらで心が温かくなりました。

夫も子供達も

よわ❗️満足じゃ❗️
の顔で御馳走様のようです。

子供達は「御馳走様…」をちゃんと言ってお会計の所で飴をらって「食べていいの…」「良いよ。お口の臭い消しだから」

車で2.30分掛け夜道を帰って行きました。

車の中でも長男と次男は楽しそうにたわいな話をしながらも「何が美味しかった、あれも美味しかった」私がでも「◯◯ちゃんは、プリンばっかり食べてたみたいだけど…」「ちゃんとお肉も食べたよ。」長男が「ちょっとだけじやん」と家族皆で笑ってごく普通の家族談話をしてました。

車の中も洋服も焼き肉漬け…凄い臭いです。

でもこの臭いは、幸せの臭いでもあったのです。

「又来ようね。」と何度か行った記憶があります。

今そのお店は、以前通り掛かった時には、ありませんでした。

時と共に少しづつ色んなものが変わって行ってしまう。

新しい物が出来て依然有った物が失くなって行く。

次男は、時と共に別世界へ行ってしまいました。

その世界で何時も笑顔で笑って先だった叔母お姉ちゃん4匹のワンコ達に囲まれて守られて賑やかに寂しさすら感じないで生きて居て欲しい。

唯母さんには、何故どうしてだけ残して…

でもたまには、母さんに会いに来て…母さんが未来永遠に愛し続けてる事忘れないでね。

みらい永遠に大好きだよ。

来世も頼来世も母さんの愛の中に居て…