海水浴のはずが 7ピース 水遊び 愛しさの輝き

今日は、秋めき日差しも風も心地良い。


夏ももう終わる。



今年の夏は、次男が居ない…❗️居ないの❗️



息子達が小学校になったか、ならない位の頃最初で最後の海水浴に夏休み出掛けました。



でも選んだ海水浴場が悪かった…❗️




朝早く起きて4人分のお弁当を昨日下ごしらえして置いた、から揚げ数種類と卵焼き次男の大好きなアスパラベーコン巻きサラダ巻きおにぎり数種類と張り切って作りました。


それと次男の大好きな果物をクーラーボックスへ保冷剤と沢山積め込んで用意をした。



子供達の喜ぶ顔、美味しいって言葉を頭の中に思い浮かべながら幸せを感じていました。



夫が起きて来て車へ敷物、パラソル、水筒、カメラ、この日の為に買ったカヌー型のゴムボート、子供達の着替え等を詰め込んで準備万端



子供達も興奮してるのか何時もより早く目が覚めたようでした。


「今日…海行く」「行くよ。」


「おにぎりある。」「あるよ。昆布におかかに梅干とふりかけ…サラダ巻きもあるから」



「やった~」


次男は「アスパラは、」「ちゃ~んと入れたよ」「果物は…」


「一杯入れたよ。大好きなブドウも入ってるよ。」


次男の万勉の笑顔…万歳状態です。


私はあの時の喜びに溢れた笑顔忘れられません。



夫が「ほらほら早くしないと…海に着かないよ」


「早くご飯食べて、お着替えしないと…ほおら❗️」



そそくさとテーブルに着いて無言で食べ始めました。


家族で朝食…子供達は、初の海「魚居るかな…船見える…貝居る…カニも居るかな…他あれもこれも」と、それはそれはうるさいはしゃぎようと言ったらありません。



とにかく楽しみで仕方がなかったのでしょうが…私も「うるさい❗️」と言いながらも顔は、笑ってましたが



朝早かった眠気も吹っ飛んじゃいました。


急いで車へ子供達に「ほらほら、早く乗って…」私も助手席へ…


と走り出してカメラを玄関に忘れたのを思い出して「あっ❗️カメラ忘れた」



夫が「何だよ。全部積んだって言ったじゃないか」…グチグチ心の中で❗️うるさい❗️ムカツク❗️と呟いていた。



と言いながらもUターン車からそそくさと降りてカメラを取りに戻って急いで車へ



車を走らせて後部座席で2人ではしゃいでおしゃべりは止まらない。


学校や幼稚園で覚えた歌を歌ったりで、車の中はパーティー状態



私も夫も笑いが止まらず車の中は幸せで笑顔が詰まった別世界のようです。



海へ着いたのは、昼前、子供達と夫は水着に着替えて


ただ私の口から出た言葉は、「うそ~❗️何これ~❗️」


私が育ったのは、四国瀬戸内海の波の穏やかなブルーグリーンの砂浜の海…



こんなに波が荒く土色の波、砂浜ではなく石浜ゴロゴロの石でサンダルなしでは歩けない。


生まれて初めて知ったこんな海があるんだ…

私には驚き意外の何物でもありませんでした。


海は、穏やかで砂浜なのが辺り前だと思っていたから



「ちゃんと準備運動してね。」軽い運動をして波内際へ…



私は、パラソルの中+日傘で見学者、荷物の見張り番…「浜辺に居てね。」「海に入らないでよ。」


とにかく今日の為に買ったカヌーゴムボートを夫と私で暑い中汗だくで膨らませました。



ただ選んだ大洗海水浴場は、大失敗だったようです。



夫が「順番に1人づつ乗って」とカヌーボートを押さえて乗せようとするのですが、まともに浮かびません。



私は、思わず大笑いしてしまいました。


子供達は、「未だ…」「もう、乗って良いの…」



私も手伝って両側を押さえて「良いよ。乗って」と言ったものの



乗せようと頑張ってみたものの1人乗っては、転覆又乗せても転覆又転覆…ザブーンと頭から波をかぶって必死な顔をして両手で顔に掛かった波をブルブルと払っていました。


始めは、その様子が可笑しくって可笑しくって笑っていましたが…



これじゃ危険だし危ないと思った私は「もう、止めよう」


と子供達は、勘違いしたみたいで子供達2人して「え~❗️」「もう帰るの…」



私は「未だ帰らないよ。」「波の無いような所探そう」


「危ないから…❗️」



と…「お弁当食べてから他探そう」と…


浜辺で昨日から手を掛けて頑張って作ったお弁当を広げて…


心の中で…帰って来る言葉にワクワクしながら喜ぶかな~?美味しい~って言って来れるかな~と1人妄想してました。



子供達は、バクバクと「美味しいね~」「美味しいね~」の言葉


夫も「ママのお弁当美味しいよね。」


長男も「うん…美味しい、これも食べても良いの…」


次男も「うん…美味しいね。果物食べたい。」


「食べて良いよ。梨やももは、切ってあげるから待ってね。」

しっかりパパと子供達でほとんど食べちゃいましたが、ゼリーも持って来たのですが「後で食べる…」



今の場所を片付けて海辺を移動しながら何とか子供達が遊べる用な場所を探してやっと見付けたのが、岩場に囲まれた大きめの水溜まりの用な所を見付けました。

「此処なら危なくないしボートも浮かぶね」


パパと子供達は、海水の溜まり場で貝を見付けたりカニを見付けたりで小さな魚も見付けたようで「魚…魚」と言いながら捕まえ用としてたようですが、魚の方がすばしっこくて「捕まらない…」と言って諦めた用です。

「貝開かないよ。」


「中に隠れてるんじゃない」


「カニちっちゃいね。」


「可愛いね。」


「これは…」


「それは石じゃない。綺麗な石だね。」と


次男が私が屈んでいた横へ何個か綺麗な石を探して並べていたので「それ持って帰るの…」と聞くと


「うん…」


浮かせたカヌーボートにも乗せるだけは乗せたので…「まあよしとしようか」と



少し日が落ち始めたので「もう、お片付けして帰ろうか、暗くなって来たから」



長男が「もう帰るの…」


次男も「帰るの~❗️」


片付けながら「真っ暗になっちゃうからね。」


「もう充分遊んだでしょう。」


「未だ…遊べるのに」と心残りな言葉



車へ荷物を積めて子供達を乗せて…助手席でにぎやかにしゃべっていたはずの後が静に…何だ感だと言っていたのに何時の間にかスースーさすがに遊び着かれたのでしょう寝ちゃってました。

思わず寝顔を見て笑顔になりました。


2人して幸せそうな顔私も幸せ色に心が包まれていました。


家族の笑顔と幸せで満たされた時間が永遠に続くはずだったのですが



もうあの時の幸せ色に包まれる事はないでしょう。


4人家族私にとっては、2人の子供それは永遠に変わりません。


ただ次男には会うこ事も話す事も顔を見る事も叶わない。


思い出を増やして行く事さえしてあげられない。

寂しい。


会いたい。


愛してるんだよ。


母さんの思いちゃんと伝わってるかな