小さな普通は奇跡だったんだね

未だ息子の写真を見る事、整理する事が怖くて出来ない。




それでも時がたつにつれ時間と共に次男の感触、幼かった頃過ごした時間、たわいない会話、幼稚園の行事…入園式、入学式、卒業式、誕生日、クリスマス、年末年始……


全てがどんどんと思い出が甦って来る。


それと同時に心が締め付けられて苦しくなる。



それでも時がたつにつれ時間と共に次男の感触、幼かった頃過ごした時間、たわいない会話、幼稚園の行事…入園式、入学式、卒業式、誕生日、クリスマス、年末年始……


全てがどんどんと思い出が甦って来る。


それと同時に心が締め付けられて苦しくなる。




その思い出に割り込むかのように残酷なあの光景が一瞬頭を過る…苦しい



子供達が幼い頃は、専業主婦ママとの時間ずっと一緒に過ごしてたね。朝「おはよう」から1日が始まる。


朝食は、必ず4人一緒TVは消して会話タイムたわいない誰々君がどうしたTVのちゃんがどうしたとか…そんな話ばかりだけど…とっても楽しそうに話してる2人を見ては、私まで笑顔になれる。



「パパ行ってらっしゃい」パパを送り出して長男を幼稚園バスに乗せ「行ってらっしゃい」次男は必死でバイバイとバスが見えなくなるまで手を思いっきりふってニコニコお見送り…その姿が我が子ながら可愛くって愛おしく思えた。


「帰るよ」と言って小さな温かい手を握り締めて家へ帰った。


……変です。


もう、数十年も前の事なのに、次男の手の感触温もりが残っている感覚がある。



幼稚園へ行った長男早く帰って来てとばかりにバスに手を振る次男



その姿を見ながら育児は、疲れる本当に大変早く20歳にならないかな~何時も思っていました。


次男は家へ帰ると大好きなNHKの子供番組にくぎ付け



TVが終わるとママに絡んで家事の邪魔ばかり食事の後始末、洗濯 、布団干し掃除が日課…次男も手伝ってるつもりらしいけど


もう‼️邪魔なんだから…と思いつつ「ママがするから邪魔ダヨ」って言ってしまう。


少ししょげてもめげずに少しすると又邪魔に入って来る。



次男は、邪魔しているつもりはなかったのでしょうが…




小さな身体で流しを覗き込んだり、小さな手で洗濯物を渡てくれたりと


その分家事は、倍掛かってイライラ😒💢💢


掃除も手伝ってるつもりだろうけど掃除機を渡しても掃除機に遊ばれてるし


雑巾掛けしててもバケツの廻りが水びたしでビショビショ…


結局二重手間になって叱ってしまう。


でも次男は少しでもママを助けてあげたいと思ってたんだよね。


ごめんね!叱ってばかりで貴方の優しさだったのに…今になって小さな心でママを助けて来れようとして来れた貴方の優しさが心に刺さって痛い。



やっと家事が終わったと思ったらお昼の用意…全く気が休まらない。



動き廻ったあげくお腹も一杯になって疲れて昼寝☀️😪💤本当に天使愛おしさで一杯の寝顔です。



とっても愛おしくて眠ってる時はこんなに可愛くっておとなしいのに…


何て良く思ってました。

さっさと洗濯物を入れてたたんで片付けて布団を入れて…私も次男と一緒に一眠り


目が覚めると長男の御迎え幼稚園バスから長男が降りて来ると楽しそうに2人で幼稚園での事家での事話は尽きないようです。



そして3人で夕食の買い物「待ってても良いよ」と言っても必ず「ママと一緒に行く」そう言って手を繋いで3人で話ながら買い物2人して必ず「今日のご飯なあに」何時もの事です。


子供達にとっては大切な事だったのでしょう。


「食べたいものある」普通の親子の会話です。


買い物から帰ると直ぐ夕食の支度…


次男もお兄ちゃんが帰って来てからは必ず一緒に遊んでいます。


が気を付けないと静かだな~‼️


と思っているととんでもない事になって要る事が、お絵描きにはまって部屋が大変な事になって要る事が……🧟

明日の仕事が増えた‼️



パパが帰って来て「ただいま」2人はお絵描きを放り投げて玄関へ2人して「今日ね~パパね」から話で責めたてられてる。


その間に食卓の用意…「ご飯だよ」もちろんすっ飛んで来る2人


食事は、必ず1人分づつ小分けにして出して…「ごちそう様」で各自で流しへ持って行く

その後も家事は、続くけど…


パパが一緒のときは、必ず3人でお風呂で…お風呂からは数を数える声や歌がきこえる。


この時ばかりは家族の温もりが心に優しく響いて自然と幸せ感に包まれてる事が感じられる。


心も顔も笑顔で満たされて行くのを感じる。

お風呂上がりはパパに拭いてもらって裸で2人して走廻って直ぐには、パジャマを着てくれない。


やっとの思いでパジャマを着せ髪を乾かしベッドへ手の空いてる方が毎日必ず童話を読んであげる用にしている。

ただ読み終わるまで眠る事がない。


不思議な事に読み終わると眠っている……



当たり前の何処にでもある普通の何処にもある家庭の1日に過ぎないのに…



今の私にとって同じ日々の繰り返しが欠けがいのない幸せで奇跡の時間だった事に気付くのに30年以上も掛かったなんて…今日が終われば昨日になってしまう。




今日と言う1日が奇跡だと誰も知らない…何となく1日過ごせることは、本当は物凄く幸せでありがとうって感謝しなきゃいけないのかも知れないね。



本当に鈍感な母さんだったね。


側で貴方は何時ものほんのり苦笑いしてると思うけど



沢山の奇跡沢山の笑顔沢山の思いでをありがとう。



母さんは、貴方か帰って来る奇跡も信じてみたい…馬鹿かな


次男は、側に居るよって言ってるかな…ほらここに居るよって言ってるね。